均ちゃん100キャップ達成

先週末の日曜日、トップリーグ第七節。

妻が磐田へ出陣。


道中、見事な富士山を拝む。

ヤマハ戦にてトップリーグ100試合出場を達成する、東芝の大野均選手を応援に。



入場シーン。
通常はキャプテンが先頭なのだが、敬意を表して大野選手が先頭に。

試合になれば、いつも通り献身的に身体を張った仕事っぷり。


ラインアウトでは、身を挺して空中のボール争奪戦に臨む。


ラックでの密集戦では、ボールが顔を覗かせたと見るや、


ラックを乗り越え、前へ突進！


ディフェンスを振り切れなくとも、


引きずってでも、前へ。


3人がかりで、


ようやく突進を食い止めるヤマハ守備網。

でも、大野選手に人数を費やさざるを得なかったその分、
次の東芝の攻撃フェーズに対する守備が手薄に。


大野がキープしたボールを、SH吉田朋生（左側）からSOディビッドヒル（中央）、ヒルから右側のFLスティーブンベイツへ素早く展開。


ベイツは、手前の13番吉田良平へ。


大野の突破から始まったこの速い展開により、
手薄なヤマハディフェンスが破られ、



インゴールに持ち込み、トライ。

記録上は、吉田良平のトライ。

でも、

トライというのは、皆で繋いでようやく獲得できるものだということが良く解る。

そして、試合後。
大野選手を祝福するセレモニー。
ロックというポジションでの100キャップ出場は、本当に価値がある。

日本代表としても大活躍した大野選手。
ワールドカップで前歯が折れるアクシデントが起こるも、アロンアルファーでくっつけて試合に出場・・・！
トップリーグ開幕戦では、付け直した前歯がまたも折れ、更には額も切り「骨が見えていた」そうだ。
でも、一時退場して縫合した上、最後まで試合に出場。




大野選手の凄さが伺える別のエピソード。

9月のワールドカップ。
世界一となったオールブラックスとの試合後のアフターマッチファンクション（交歓会）のこと。

同じポジションであり、世界一のロックとの呼び声高いブラッドソーン選手から、ジャージの交換を求められたのだ。
オールブラックスの選手にジャージ交換を求める選手はいても、逆はそうそうないこと。

日本には、ラガーマン大野がいる。

タグ：大野均

コメント 1

☆Happy Christmas☆

素敵なクリスマスをお過ごし下さい。
by (。・_・。)２ｋ (2011-12-24 20:52)